住宅、リフォーム

建設業で働いていても住宅ローンは組める?住宅ローンの組み方と審査のポイントを解説!

・建設業で働いているけどローンは組める?

・正社員と1人親方、どっちが組みやすい?

・審査のポイントは?

このような悩みを持っていませんか?

そこで本記事では「建設業で働いている人の住宅ローンの組み方」を紹介していきます。

具体的な内容は次の通りです。

・建設業で働いていても住宅ローンは組める?

・正社員がローン審査を通るためのポイント

・1人親方がローン審査を通るためのポイント

・建設業で働いている人の住宅ローン選び方

本記事を読めば、建設業で働いている人でも上手く住宅ローンを組むことができますよ。

建設業で働いていても住宅ローンは組める?

結論から言うと、建設業で働いていても住宅ローンを組むことは可能です。

しかし、ローンの審査に通りやすい人と通りにくい人、どちらも存在します。

そこで、住宅ローンを組むために必要なことと、審査に通りやすいパターンと通りにくいパターンを紹介していきます。

住宅ローンを組むためには、「返済能力」が大事

住宅ローンを組むためには、返済能力が一番大切です。

職業関係なく、返済能力が無ければローンを組むことはできませんし、逆に返済能力があれば誰だってローンを組むことができます。

正社員か、1人親方か

建設業で働いている人の中にも、雇われて働く正社員と、1人親方の2パターンが存在しますよね。

収入や信頼性にもよりますが、基本的に審査を通りやすいのは正社員です。

正社員は、給料が安定して入るので返済能力も高いと思われますし、その他の審査も比較的簡単です。

逆に1人親方は、正社員より稼いでいる場合でも安定はしていないため、返済能力は高くないと思われますし、その他の審査もやや難しいです。

しかし、1人親方は住宅ローンを絶対に組めないというわけではありません。

正社員か1人親方、どっちの場合でも、それぞれ審査のポイントをしっかり押さえておけば、住宅ローンを組むことができます。

正社員が住宅ローン審査を通るためのポイント

先ほども言いましたが、1人親方よりも正社員の方がローンを組みやすいです。

なぜなら、給料が安定しているため返済能力があると思われるからです。

しかし、給料が安定していたとしてもローンを組めない可能性は十分にあります。

正社員が住宅ローン審査を通るためのポイントを2つ紹介していきます。

 1.勤続年数が長いほど良い

勤続年数が長いほうが、ローンの審査に通りやすいです。

なぜなら、同じ職場に長い間通っているということで、今後も安定した収入を確保し続けられると思われるからです。

また、審査時には直近3年分の源泉徴収が必要なので、実質3年以上の勤続期間は必須です。

2.年収は300万以上

年収は300万以上であることが大事です。

なぜなら年収が300万以下の場合、ローンを借りられないケースがほとんどだからです。

年収と借入額の目安は、年収300万で2040万円、年収400万円で2720万円、年収500万円で3400万円が、平均的です。

1人親方が住宅ローン審査を通るためのポイント

1人親方は、正社員と比べ審査が通りにくいです。

なぜなら、収入が安定していないため長いローンを払い続けられる可能性が少ないと思われるからです。

だからといって、絶対ローンを組めないというわけではありません。

審査を通るためのポイントをしっかり押さえておけば、1人親方でもローンを組むことができます。

それでは、1人親方がローン審査を通るためのポイントを2つ紹介していきます。

1.確定申告の写し3期分が重要

収入が固定で入ってこない1人親方は、これまで事業をどれほど継続してきたのか、どれくらいの所得があるのか、この2つで審査されます。

ですので、1人親方がローンの審査を受けるには「確定申告の写し3年分」が必要です。

3年以上続けていることで信頼性ができますし、所得が高ければローンもしっかり払ってくれるだろうと思われます。

ただ、ここで重要なのが、3期分のうち1期でも赤字があれば、審査はほぼ通らないということです。

ですので、3期全てが黒字である必要があります。

2.自己資金(頭金)は20%以上

1人親方は収入が不透明なので、自己資金をしっかり貯めて借入額を減らすことが、審査を通るための秘訣です。

目安でいうと、20%以上が望ましいです。

建設業で働く人のローンの選び方

住宅ローンは、10年、20年、30年と、人生の半分以上を支払いに充てる大きな買い物です。

いつ怪我をして休業することになるか分からない建設業という仕事は、そんな長期のローンを借りると、大きなリスクを伴います。

なので、建設業で働いている人はそのリスクを減らすため、保証がしっかりした住宅ローンを選ぶことが大切です。

1人親方には「フラット35」もおススメ

1人親方には、「フラット35」という住宅ローンもおススメです。

フラット35とは、借入れから完済までの期間、金利が固定されているタイプの住宅ローンです。

一般的な住宅ローンは、景気変動に応じて金利が上がったり下がったりしますが、フラット35だと、支払い期間中は金利が変わることなく固定されています。

このフラット35を1人親方におススメする理由は、1人親方でも審査に通りやすいからです。

一般的な住宅ローンは、正社員と比べ審査に通りにくいのですが、フラット35は審査基準が緩めに設定されているので、1人親方や収入の少ない人でも借入れのチャンスがあります。

1人親方や、収入の面で住宅ローンを諦めていた方は、ぜひチェックしてみてください!

まとめ

建設業で働いていても住宅ローンを組む方法についてお伝えしてきました。

ポイントもいくつか紹介しましたが、まとめると、住宅ローンは返済能力さえあれば誰でも組むことができるということ。

ぜひ今回紹介したポイントを押さえて住宅ローンを組み、夢のマイフォーム暮らしを実現してください!