建設業職人マガジン

建設業の将来どうなるの?建設業の動向と進出するなら必要な能力は

建設業へ進出したいと考えているあなた。これから進出するなら業界の将来と動向が気になりますよね。将来の見えない業界への進出は難しいと思います。また建設業ならではの能力もありますよ。

 

この記事では、建設業に進出したいと考えているあなたに、建設業の将来と必要な能力についてお伝えします。建設業の将来を知ることと、必要な能力を把握することは、これからの事業を成功させるために重要ですよ。

 

東京オリンピックが終了…建設業の将来は暗いのか?

2021年の東京オリンピックに向けて、建設業は豊富に仕事がありました。オリンピックバブルが終わった現在、これからの建設業に仕事はあるのかどうか心配ですよね。

 

でも安心してください。東京オリンピックが終わってもまだ仕事はあり、建設業の将来は明るいです。なぜなら、オリンピック関連の工事を優先して一般の工事を先延ばしにしていたためです。

 

工事はこの世からなくなることはないものです。人が生活をしていく上で、まだまだ新しいものを建設しなければなりません。さらにこれまで建設されているものは老朽化によりリニューアルや作り変えが行われます。よって、建設業の将来を心配することはなく、仕事は尽きることがありませんよ。

 

建設業の将来は明るい!?これからの建設業の動向とは!

建設業の将来は、東京オリンピックが終わっても明るいことがわかりました。では実際にどんな工事があるのでしょうか。これからの建設業で稼ぎ頭になる主な工事を3つ紹介します。

 

どんどん始まる新築工事

大きな国家プロジェクト級の工事としては、「2025年の大阪万博」と「2027年のリニア新幹線」があります。また、全国各地の市街地を中心にタワーマンションの建設は終わることなく続いています。日本人は「新築戸建ての住宅に住むのが夢」という人も多いのではないでしょうか。新築工事はこれからも絶えずどんどん始まっていきます。

 

大規模なリニューアル工事

高速道路のリニューアル工事、駅を中心とした街の再開発、河川や港のリニューアル工事などがあります。中でも高速道路のリニューアル工事は全盛期です。日本で初めて高速道路が開通してから55年以上が経ち、老朽化が目立ってきています。安全を保障するための高速道路のリニューアル工事は重要な工事の一つです。

 

住宅のリニューアル工事も盛んに行われています。タワーマンションの大規模修繕は莫大な費用をかけて行われる大きな工事です。

 

日本ならではの復興工事

日本は地震大国です。地震が起こったら、早期に日常を取り戻すために復興工事が何よりも優先されます。日本に住んでいる限り、いつ地震がおこるかわかない状況です。住民のための復興工事はとても大切なものです。

 

建設業に進出するなら不可欠!必要な人材像とスキルは

一般的な社会人に必要とされる能力に加えて、建設業ならではのスキルがあります。建設業へ進出を考えているなら不可欠な能力を3つ挙げました。ご自身の能力とマッチしているかいま一度考えてみてください。

 

優れた問題解決能力

建設業は1つのプロジェクトに複数のタスクがあり、同時並行で進んでいきます。タスクを全て把握し、マネジメントしなければなりません。建設業は問題は起こりやすい業種です。天候などの自然のトラブルから、近隣住民からのクレーム対応まで問題の内容は多岐に渡ります。次々と起こる問題に対して、早く解決する能力が求められますよ。

 

みんなに慕われるコミュニケーション力

依頼主・関連会社・役所の職員・近隣住民など、さまざまな立場の人と関わります。また一人では工事をすることは不可能で、自社の社員もたくさん必要です。立場の違う人は意見も異なり、衝突することもよくあります。

 

スムーズに仕事を進めたいなら、関わる全ての人に慕われることです。信頼関係を築ければ、トラブルがあっても円滑に解決できます。建設業に進出していくなら、みんなに慕われるコミュニケーション力で信頼関係を築くことが必要でしょう。

 

ITとAIに積極的な姿勢

これからの時代ITやAIを取り入れることは、人手不足と言われる建設業で必要不可欠です。工事現場は力仕事が多く、危険な場所も多くあります。そんなときはAIを搭載した全自動の重機が大活躍します。離れた安全な場所から操作する重機を取り入れることによって、これまで現場で少数だった女性の登用も期待されますよ。

建設業界には女性という人材が不可欠!

 

 

まとめ

これから建設業に進出したいと考えているあなたに、建設業の将来と必要なスキルについてお伝えしました。

 

東京オリンピックが終わってからも建設業の将来は明るく、「新築工事」「リニューアル工事」「復興工事」がまだまだあります。工事は常にあるものなで、仕事はなくなりません。

 

建設業に進出するなら、「問題解決能力」「コミュニケーション力」「ITやAIについて積極的な姿勢」は特に必要な能力です。これらの能力があれば建設業はぴったりの業界です。

 

建設業へ参入して、新しい日本をあなたの手で作っていきましょう!

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shokunin
はじめまして。 中卒貧乏職人の職人と申します。 FIREを夢見るアラフォーです。 現在は建設業の会社を1社とリフォーム関係の会社を1社運営しております。 建設業の会社は設立10年、リフォーム関係の会社は設立7年になります。 まだまだ若い会社ではありますが色々な経験をしてきました。 その中で知っておくと役に立つ知識や情報をこのブログで発信したいと思います。 私は現在でも職人として現場で働いているので「経営者目線」「職人目線」の両方の立場から知識や情報を発信できることが強みだと思っています。 このブログで私が発信した記事で少しでも建設業、リフォーム業の印象がよくなればと考えています。 また、職人になりたいと思っている方が一歩踏み出せるきっかけとなるサイトになればなおいっそう嬉しいです。