建設業職人マガジン

建設業で独立するための準備は何から始める?流れを知るとスムーズ!

建設業で独立するための準備は何から始めればいいのか、流れがよくわからないとお悩みではありませんか?

 

建設業は廃業率が低く、一人親方でも独立できるので人気のある職種なのもあって、独立を考えている方も多いと思います。とはいえこのコロナ禍…。建設業で独立するための準備を始めても大丈夫なのでしょうか。

 

大きな仕事を受注できるようにするために、どのような準備が必要かも把握しておきたいところです。

 

建設業で独立するための準備は開業資金と事務所を用意すること!

建設業で独立するための準備は、開業資金をまずは用意しなければいけません。そして、事務所を構える必要があります。とはいえ、どのくらいの費用が必要なのか全く見当もつかない方もいると思いますので、具体的にいくらぐらい初期費用が必要なのか見てみましょう。

 

建設業で独立する準備として開業資金は300万必要!?

 

建設業で独立する準備として、開業資金を最低でも100万〜300万円用意しましょう。建設業で独立するときの準備として、初期費用が必要だからです。

 

仕事に必要な工具を用意しなければいけませんし、職種によっては重機も必要です。初期費用を抑えたい方は、重機はレンタルしましょう。また、移動車も必要なので一台は大きめの車を用意する必要があります。

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念のための燃料代を置いておく必要もありますし、独立と同時に人を雇う場合は、人数分の2〜3ヶ月の給料も確保しておかなければいけないので、300万ほどは必要だと思っておきましょう。

 

事務所を準備!まずは自宅でもいい?

 

建設業で独立する準備として、事務所を用意しましょう。事務所はどこかを借りてもいいですし、まずは費用を抑えるためにも自宅を事務所にするのもいいと思います。

 

自宅を事務所にすると、通勤時間もかかりませんし、家賃の一部を経費にすることができます。デメリットとしては、仕事のオンとオフの切り替えがしにくいところがあります。

 

事務所としてどこかを借りると、側から見ると事務所があるだけで繁盛しているように見えるので、それだけでお客さんからすると信用度が上がります。また、仕事のオンとオフを付けやすいのもメリットです。

 

とはいえ、事務所を借りるとなると初期費用や家賃が必要になりますので、まずは軌道に乗るまで自宅事務所からスタートする方も多いです。

 

建設業で独立するための準備で許可と開業届を取得しよう

建設業で独立するための準備で、「建設業許可」を取得しておくと仕事を受注する上で有利になります。また、開業届など必要な届出もありますので、建設業で独立する準備としてしっかり把握しておきましょう。



建設業をするために許可を取得しよう

 

建設業で独立する準備として、「建設業許可」を取得しておきましょう。この建設業許可を取得すると、500万円以上の大きな仕事を受注できるようになります。

 

独立してどんどん大きな仕事も受注していきたいとお考えの方は、ぜひ取得しておきたい許可になります。とはいえ建設業許可は誰でも取得できるものではなく、取得するには厳しい条件があります。

 

1、建設業で一定期間以上の経営経験がある。

2、許可が必要な工事には、一定期間以上の経験がある人または資格があるものが居る。

 

このような条件があります。建設業で独立するために必ず必要な許可ではないのですが、この許可があることで大きな仕事を受注できるので、条件を満たしている方は独立と同時に許可申請をしましょう。

 

条件に満たないけど大きな仕事を受注したい方は、条件を満たす人を雇い、建設業許可を取得する方法もありますので人件費も含めて検討してみてください。

 

開業届を提出

 

建設業で独立する準備として、「開業届」を税務署に提出しておきましょう。開業届は必ず提出しなければいけないものではないですが、社会的に認めてもらうために提出している方が多いです。

 

それに、開業届を提出すると青色申告ができるので節税になります。そして屋号名で銀行口座が作れるようになるというメリットもあります。



コロナ禍の影響も踏まえてまずは一人親方で仕事を受注しよう!

コロナ禍の影響を踏まえて、建設業で独立するにはどのような準備をするべきなのか、悩んでいる方もいらっしゃると思います。

 

コロナ禍で不景気が心配な方は、まずは人を雇わずに一人親方として独立し、軌道に乗ってから人を雇うといいと思います。そうすることで、初期費用で従業員の数ヶ月分の給料を用意しなくていいので開業資金が抑えられますし、月々の人件費もかかりません。

 

また、事務所を用意せずに自宅の一室などを事務所にすることで初期費用が必要ありません。一部を経費にできるのでむしろメリットが大きいですよね。

 

事務所を借りるとなると、文房具などの小さいものから全て一から揃えなくてはいけませんし、一人親方で始めるなら最初は立派な事務所は不要ですよね。

 

移動車も、最初は中古のワゴン車などを購入して仕事をこなしていくことで、初期費用が抑えられます。

 

このように、初期費用を抑えて月々の費用も削れるところはとことん削ることで、コロナ禍であっても不安を減らして独立できるのではないでしょうか。

 

また、「建設業許可」を取得するメリットは大きいので、独立に不安がある方は条件を満たすまで会社に属しておくのも一つの手段です。

 

コロナ禍なのでリスクをなるべく下げたいとお考えでしたら、建設業許可の条件を満たしてから独立し、許可申請をしましょう。そして大きな仕事を受注できるようになると、うまくいけばすぐに軌道に乗れます。

建設業で独立して失敗する人とは?独立失敗しないためにできること

この記事を確認しておくことで失敗のリスクを減らす事ができます。

 

まとめ

建設業の独立準備の流れと、コロナ禍でどのようにリスクを減らしながら独立するかをご紹介しました。

 

・建設業で独立する準備として開業資金300万は用意しよう

・事務所は自宅でも大丈夫

・建設業許可を取得すると500万円以上の大きな仕事が受注できる

・開業届を提出することで節税になる

 

コロナ禍を踏まえて建設業で独立する準備として、初期費用と月々の費用を抑えることを重要視することでリスクを減らしながら独立できます。

 

まずは一人親方で始める、事務所は自宅で重機はレンタル、そして移動車は中古車を購入するなど削れることろはとことん削ると、初期費用も月々の費用も抑えられます。

 

さらに「建設業許可」を取得すると、大きな仕事も受注できるので軌道に乗りやすくなるので、コロナ禍で独立しても後悔することなくお仕事ができるかと思います。

現場作業に明け暮れる創業したては事務作業はパソコンのソフトを利用することをオススメします。初期費用も安くおさえられます。

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shokunin
はじめまして。 中卒貧乏職人の職人と申します。 FIREを夢見るアラフォーです。 現在は建設業の会社を1社とリフォーム関係の会社を1社運営しております。 建設業の会社は設立10年、リフォーム関係の会社は設立7年になります。 まだまだ若い会社ではありますが色々な経験をしてきました。 その中で知っておくと役に立つ知識や情報をこのブログで発信したいと思います。 私は現在でも職人として現場で働いているので「経営者目線」「職人目線」の両方の立場から知識や情報を発信できることが強みだと思っています。 このブログで私が発信した記事で少しでも建設業、リフォーム業の印象がよくなればと考えています。 また、職人になりたいと思っている方が一歩踏み出せるきっかけとなるサイトになればなおいっそう嬉しいです。