働き方改革が進む今でも超ブラックな労働環境の建設業が一部で存在します。
そんな会社の特徴をご紹介します。
もし、自分の働く会社が似たような環境だった場合は転職を考えてみてもいいかもしれません。
また、建設業の職人として働くには仕方のない部分もあります。
我慢できないと思われた方は職人として働いていくには向いていない可能性が高いです。
実際に建設業の超ブラックな労働環境を紹介していきます。
超ブラックな労働環境「有給休暇」なんて無い!
働き方改革が進む今でも有給休暇が無いという会社が多く存在しています。
本来は、会社の従業員に有給休暇を取らせないのは「違法行為」になります。
ですが、建設業では日給制の会社も多く存在しますので日給制の会社は特に有給休暇なんて無いでしょう。
有給休暇が付与される条件
- 雇入れの日から起算して6ヶ月以上継続勤務した
- 全労働日の8割以上出勤した
有給休暇が付与される条件はたった2つなんです。
普通に働いていれば2つの条件はすぐにクリアしそうですね。
それでも超ブラックな労働条件の会社は有休消化なんてもらえません。
超ブラックな労働環境「週休2日制」ではない!
週休2日制なら旅行のスケジュールを組みやすくなりますが、劣悪な労働環境の超ブラックな建設業の一部では土曜日が休みなんてことはありません。
建設業全体で見ても土曜日は休みにしようと改革が進んでいますが難しいです。
建設業が完全に週休2日制になるには、問題が山積みです。
建設業の職人として働くには土曜日休みの会社を探す方が難しいのでは無いでしょうか。
会社から現場までの移動時間の時給をもらえない
朝6時や7時に集合して現場に向かう建設業ですが移動時間の時給なんてほとんど無いでしょう。
作業が17時に終わっても帰りに渋滞に巻き込まれたり、現場が遠かったりで19時に帰ってきた場合でも残業代も出ません。
建設業で働く以上どこで働くにしてもこの問題はついて回ります。
我慢できない方はそもそも建設業に向いていないとも言えるかもしれません。
超ブラックな労働環境「ボーナスが無い」
超ブラックな労働環境の会社では当たり前ですがボーナスなんて支給されないでしょう。
それどころか、建設業の職人として働くにはボーナスが支給される会社を探すことがなかなか難しいとも言えます。
ボーナスがどうしても欲しいという方は現場管理やゼネコンなどに就職した方が良いでしょう。
そもそも未だに日給制の会社も多く存在していますので、もし正社員だったとしてもボーナスが支給されないの事が多いでしょう。
作業が終わって帰ってきても、次の日の準備がある
たとえ定時に仕事が終わって帰ってきても次の日の準備のために早く帰れないでしょう。
自分の現場のための準備が終わったとしても、他の現場の準備が終わってなければ手伝わなければいけません。
超ブラックな建設業の一部の会社には良くある光景です。
中には通勤車を毎日洗車しないと帰れないという会社もあります。
夏はまだいいのですが、冬の夕方に洗車なんてしたくないですよね。
まとめ
ここまで建設業の超ブラックな一部の会社の特徴をご紹介してきました。
建設業にはまだまだ古い考えが当たり前のように色濃く残っています。
「人手不足」と嘆く前に少しでも労働環境を改善していかなければ、今後入職者が増えることは無いでしょう。
退職者の多くは他の業種へ転職してしまい、建設業は職人の減少を食い止めることができない状況になっています。
これからの建設業が少しでも良くなっていくように、超ブラックな労働環境で働かせる会社が淘汰されていくことを願います。