住宅、リフォーム

外構工事を安い費用でおしゃれに見せる方法 オープン外構が最適です

スタンプコンクリート ウッド
戸建て 外構

外構工事の見積もりを頼んだら思ってたよりも費用がかかると悩んでいる人が多く見られます。

予算内で収めようとして希望通りの外構を諦めてしまう人も多いです。

20年以上いろいろな外構工事に携わってきた私がおしゃれに安い費用で済ませる方法をご紹介します。

安い費用で済みますが他の人があまり使っていない施工方法ですので外構に自分だけの個性を出したい人にはオススメの工事です。

全ての外構の材料を一番安いものを選んで作りもシンプルにすれば外構工事の費用は最も安く抑える事ができます。

しかし、見た目がとてもありきたりでチープな印象も受けるのでオススメしません。

高級感があり個性の出せる外構でさらに費用も安く抑えられる外構は

「オープン外構」で「スタンプコンクリート」を取り入れる

オープン外構自体は一般的によく使われているのですが、スタンプコンクリートは専門業者の間でしかあまり知られていない施工方法です。

詳しく解説していきます。

オープン外構とは

オープン外構は道路との境界線を壁やフェンスで囲わない外構の作りのことです。

開放感があって欧米にはよくある作りです。

オープン外構と聞くと全てが丸見えのようにイメージしてしまいますがそんな事はありません。

あくまでも道路から建物や外構を見通せる事がオープン外構の基本です。

隣の家との境界はフェンスを作り、道路側を開放的にする事もオープン外構の1つです。

開放感は残しつつプライバシーは守れるようなオープン外構ならとてもオシャレに見えますし、住みやすいのではないでしょうか。

防犯面に不安を感じる

泥棒

オープン外構を提案すると真っ先に質問されるのが防犯面に対する不安です。

壁やフェンスがないのでどこからでも侵入できますので不安を感じられる人が多いのでしょう。

ですが、不審者は家の周りの身を隠せる場所を探して侵入します。

壁やフェンスで囲われていて周囲から見えないような家が一番危険です。

周囲から見えるので特別安全というわけではありませんので何らかの防犯対策は必要になってきます。

必要な防犯対策

セキュリティー

どのような外構でもしっかりとした防犯対策が必要です。

外構工事で防犯対策をするには高い壁を作ったり、頑丈なシャッターを取り付けたりとあまり現実的ではありません。

ですので住宅の方で防犯対策をしっかりと考える事が必要です。

防犯対策と聞くと思いつくのが防犯カメラですね。

実質無料で設置できるサービスもあるのでぜひ、活用してください。

オープン外構を選ばれている人は契約されている人が多いです。

個性的でおしゃれなオープン外構の具体例

ここまではオープン外構が基本的にどのようなものなのかを説明してきました。

具体的に個性的でおしゃれで安い費用で作る事ができるオープン外構を説明していきます。

「オープン外構」と「スタンプコンクリート」を組み合わせる外構工事です。

関連記事:外構のコンクリート仕上げと種類!定番の仕上げからオシャレな仕上げ

オープン外構で駐車場にスタンプコンクリートを用いる事によってとても高級感のある外構に仕上げる事ができます。

スタンプコンクリート ウッド

木にしか見えないですがこれが「スタンプコンクリート」です。

高級カーディーラーやアウトレットモールなどにもよく使われている施工法です。

スタンプコンクリート ヨーロピアンファン

これもタイルや石にしか見えませんが「スタンプコンクリート」です。

通常木やタイルや石の上に車を乗り入れることはできませんが、コンクリートなので問題ありません。

スタンプコンクリートには「パターン」や「カラー」が豊富にあるので組み合わせることで自分だけの個性的な外構を作る事ができます。

スタンプコンクリートカタログ

オープン外構とスタンプコンクリートを上手く組み合わせて自分だけの魅せる外構を作ってみませんか。

おしゃれだけど本当に安いの?

おしゃれだけど費用が高そうと思われた人も多いと思います。

外構は最初の状態は土が盛り上がっている状態が多いと思います。

外構 最初

余分な土を取り除いて下地を作りタイルを貼ったりコンクリートを敷いたりする人がほとんどです。

参考価格

余分な土の取り除き ㎡あたり500円が相場
余分な土の処分 ㎡あたり2,000円ほどが相場(地域差があります)
コンクリート仕上げ ㎡あたり10,000円が平均相場(材料費も人件費も含む)
スタンプコンクリート仕上げ ㎡あたり13,000円ほどが平均相場(材料費も人件費も含む)
タイル貼り仕上げ ㎡あたり16,000円〜21,000円が平均相場(材料費も人件費も含む)

余分な土の取り除き、余分な土の処分の処分はどの仕上げを選ぶにしても発生する費用です。

量や地域によって変わってきますので参考程度にしてください。

仕上げの単価で見るとコンクリート仕上げよりは高いですがデザイン性の高いスタンプコンクリートの単価もそんなに高くはない事がわかると思います。

ここまで費用の説明をしてきましたが詳しくは業者から見積もりを取ってください。

外構工事をどこに頼めばいいの?

外構工事の質問

外構工事を依頼するときにパッと思いつくのがハウスメーカーです。その次に外構工事専門業者でしょうか。

ハウスメーカー

ハウスメーカーに依頼する一番のメリットは建物の工事と同時に平行して外構工事の打ち合わせができる事です。

手間が一番かからないところは魅力ですよね。

アフターサービスも無償で行っているところも多いので安心感があります。

ですがハウスメーカーに外構工事を依頼するとすべて下請けの外構工事専門業者に丸投げされます。

そのため中間マージンが発生するので費用が高くなってしまいます。

また、ハウスメーカーは材料費を抑えるためにエクステリアを大量に仕入れています。なので選択肢が非常に少なくなります。

少ない選択肢の中からでしか選べない、高額な費用がかかるとなるとハウスメーカーに依頼する事にメリットを感じられないですね。

外構工事専門業者

外構工事専門業者に直接依頼することで中間マージンがなくなるので費用を抑える事ができます。

ハウスメーカーの方が1.5倍程度費用が高いというデータが多いです。

外構工事専門業者なら知識も豊富で実績もありますので安心して依頼できますね。

どのようなエクステリアにも対応してくれるのも魅力の一つです。

スタンプコンクリートにも対応できる業者さんも多くなってきました。

外構工事専門業者は建物が引き渡されてからしか着工できませんが、仕上がりまでの期間がとても短いです。

外構工事専門業者は全国にたくさんありますので選ぶのに時間と手間はかかってきます。

またハウスメーカーのようにアフターサービスがしっかりしていない業者も数多く存在しますので選ぶのに注意が必要です。

スタンプコンクリートの施工業者に直接依頼する

スタンプコンクリートの施工業者にも直接依頼することができます。

外構工事専門業者はスタンプコンクリートを施工できない業者がほとんどです。

スタンプコンクリートを施工する直前までの段取りを行いその後はスタンプコンクリートの施工業者に依頼することがほとんどです。

ここでも中間マージンが発生します。

それならいっその事スタンプコンクリートの施工業者に依頼すれば中間マージンを一切無くす事ができます。

本来はスタンプコンクリートの施工専門の業者が多いのですが中には外構工事を丸ごと施工できる業者も存在します。

ただ、エクステリアに関する知識は少ないので相談しながら工事を進めていく事になり手間はかかりますし業者選びが難しいです。

ですが、費用はダントツで一番抑える事ができます。

外構工事を施工できるスタンプコンクリート施工店

こちらは実際に私がお願いした事がある施工店様です。

参考にしてください。

まとめ

ここまで外構工事を安い費用でおしゃれに見える方法をご紹介してきました。

  • 「オープン外構」+「スタンプコンクリート」 費用が安くデザイン性がある
  • 「オープン外構」+「コンクリート」 一番費用は安いがデザイン性はない

どちらを選ぶかは予算にもよりますがオススメするのは

「オープン外構」+「スタンプコンクリート」になります。

外構工事は安い買い物ではありませんし人生の中でそう何度も買うものではありません。

この機会に自分だけの魅せる外構を作ってみてはどうでしょうか。

おしゃれで開放感のある生活を手に入れる事ができますよ。

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
shokunin
はじめまして。 中卒貧乏職人の職人と申します。 FIREを夢見るアラフォーです。 現在は建設業の会社を1社とリフォーム関係の会社を1社運営しております。 建設業の会社は設立10年、リフォーム関係の会社は設立7年になります。 まだまだ若い会社ではありますが色々な経験をしてきました。 その中で知っておくと役に立つ知識や情報をこのブログで発信したいと思います。 私は現在でも職人として現場で働いているので「経営者目線」「職人目線」の両方の立場から知識や情報を発信できることが強みだと思っています。 このブログで私が発信した記事で少しでも建設業、リフォーム業の印象がよくなればと考えています。 また、職人になりたいと思っている方が一歩踏み出せるきっかけとなるサイトになればなおいっそう嬉しいです。