工事現場でよく使うウインチですが実は運転には特別教育の受講が必要なんです。
「仕事を休んで資格を取りにいけない」という方も多いですよね。
WEB講座なら仕事の空き時間や仕事が終わってからの時間でも受講することができます。
この記事では受講の流れやメリット、デメリット、現場で使える資格なのかを解説します。
結論から言いますと、とても便利なのでウインチの特別教育はWEB講座で受講することをオススメします。
※カメラ付きのスマートフォンかパソコンが必要です。
ウインチのWEB講座の特徴
実際にどのWEB講座でウインチの特別教育を受講できるのか?
こちらで受講しました。
ウインチの特別教育には「学科」「実技」が必要になります。
「実技は実際に受講しに行かないとダメなの?」と思った方も多いと思いますが、事業所で行うことができます。
詳しく解説していきます。
ウインチの特別教育を受講する料金や支払い方法
ウインチの特別教育を受講するためにかかる料金は8800円(税込)です。
全ての講座を問題なく受講し終えると修了カードをアプリで発行してもらうことができます。出典:SAT株式会社
「アプリのカードで大丈夫なの?」と心配になる方もいると思いますが労働局も認めていますので心配はありません。
紛失の心配も無くなるのでカードはアプリで管理することをオススメします。
今まで使い慣れたカード版の方がいいという方も多いと思います。
アプリでのカード発行とプラスチックカードも発行してくれるコースもありますので安心してください。
アプリ+プラスチックカードの料金は9,350円(税込)になっています。
支払い方法ですがクレジットカード、amazon pay、銀行振り込みになっています。
- クレジットカードやAmazon payの場合はすぐに講座を受講することができる
- 銀行振り込みの場合は営業日の朝9時までに入金確認ができると、当日の午後から受講できる
ウインチ特別教育の学科の受講方法
私はスマートフォンで講座を受講しました。
顔認証システムによってスマートフォンのカメラでしっかりと動画で学習していることを監視されます。
講座1つごとに学習状況が審査されます。
当たり前ですが、しっかりと動画を見て学習することが必要になります。
※私はカメラが遠かったため1つの講座が審査中になっています。受講するときはご注意ください。
ウインチ特別教育の実技の実施方法
実技は各事業所で「実技実施責任者」を選任して実習を行います。
実技実施責任者と同じ場所で対面のもと実施しなければいけません。
- 特別教育の修了者で実務経験を積んでいる人
- 同等以上の知識や経験がある人で、事業者が認めた人
個人事業主の方は知り合いや取引先の経験者にお願いする必要があります。
ウインチ特別教育の修了までにかかる時間
学科
関係法令:1時間
巻上機の運転に必要な一般事項に関する知識:2時間2分
巻上機に関する知識:3時間17分
実技
4時間以上
ウインチ特別教育をWEB講座で受講するメリットデメリット
ウインチ特別教育をWEB講座で受講するにはメリットデメリットがあります。
解説していきますのでお役に立てていただければ嬉しいです。
ウインチ特別教育をWEB講座で受講するメリット
- 教習所に通う時間を無駄にしなくて済む
- WEB講座なので人目を気にしなくて良い
- 教習所の料金より安く済む
- 空いた時間にいつでも受講できる
教習所に通う時間を無駄にしなくて済む
教習所で受講する場合は決まった時間に決まった場所に出向く必要があります。
遠い場所だった場合、交通費や時間がとてももったいなく感じます。
WEB講座なら移動にかかる時間も学習に充てられて、さらに交通費もかからないのでオススメです。
WEB講座なので人目を気にしなくて良い
教習所で受講する場合は大勢の人がいますので人前に出ても恥ずかしくない服装で受講しなければいけません。
WEBなら1人の時間に受講することができるので、部屋着でも問題ありません。
教習所の料金よりも安く済む
WEB講座を受講するにあたって大きなメリットは教習所の料金よりも安く済むことです。
建設業の資格の教習所といえば「コマツ」ですね。
コマツでウインチの特別教育を受講すると料金は17,000円かかります。
WEB講座なら最安値で8,800円です。
約半分の金額で受講できるのでとても大きなメリットですね。
空いた時間にいつでも受講できる
現場の休憩時間や移動中の車内などいつでもどこでも受講することができるのはWEB講座の最大のメリットです。
しおり機能がついているので途中で動画を見るのをやめても、続きから再生することができます。
ちょっとした時間でも少しずつ学習を進めていく事ができます。
自分のタイミングに合わせて学習を進めるのはWEB講座でしかできない事です。
ウインチ特別教育をWEB講座で受講するデメリット
- ネット環境が必要
- 実技実施責任者が必要
- スマートフォンで受講するには注意が必要
ネット環境が必要
WEB講座を受講するにはスマートフォンやパソコンをネットに接続できる環境が必要になってきます。
使っているスマートフォンがデータ使い放題なら問題ありませんが、データ制限のある料金プランに加入している方は注意が必要です。
無料で使えるWi-Fiがある場所ならどこでも受講することができます。
実技実施責任者が必要
WEB講座のでも実技を実施しないといけないので必ず実技実施責任者の指導を受けなければいけません。
一人親方の人などは困ってしまいますよね。
上記で対応するしか方法がありません。
スマートフォンで受講するには注意が必要
便利でどこでも使えるのでスマートフォンでWEB講座を受講しようと考えている人は注意が必要です。
画面が小さいのでとても目が疲れます。また、参考資料が小さくて見えない事が多くあります。
学習に少なからず支障があります。
動画を見るだけでなくしっかりとテキストを確認しましょう。
スマートフォンでWEB講座を受講する最大のデメリットは電池の消費が激しいところです。
動画視聴中は常にカメラが動いているのであっという間に電池がなくなってしまいます。
学習中はモバイルバッテリーを常に携帯しておいた方が安心です。
現場で使える資格なのか?
WEB講座には認定条件があり、満たしていないと交付は認められていません。
WEB講座で無効になる条件
- 既定の受講時間を満たしていない
- 映像を監修するものが十分な知識、経験を有すること
- 受講者が確実に受講したことを保証できない時
- 実技教育を講師と同じ場所で対面して実施していない時
SAT株式会社のWEB講座なら全ての条件を満たしているので安心です。
まとめ
ここまでウインチ特別教育をWEB講座で取得する方法をご紹介してきました。
メリットデメリットはありますがWEB講座をオススメします。
講師の方の声が聞き取りにくく読み間違いが多かった部分は改善していただきたい点です。
テキストを確認しながらでないと分からなくなってしまいます。
その点を踏まえてもやはりWEB講座がとても便利です。
しっかりと学習して事故を起こさないよう安全にウインチを使用していきたいと思います。
これからウインチの特別教育を受けようと考えている方に参考になれば嬉しいです。