この記事では建設業の職人が材料や道具を運ぶのに使いやすい車をご紹介しています。
毎日の現場までの移動や時には休憩することもある車なので広くてカッコイイ車がいいですよね。
誰がなんと言っても1番なのはトヨタのハイエースです。
しかし、ハイエースは人気があるので中古でも値段が高く中には走行距離不明でも100万円以上するものまであります。
もう少し安く買える使い勝手の良い車もありますのでご紹介します。
実際に私も車選びにはたくさんの時間をかけてきました。
5台以上は常に必要な職種で、全て新車で購入なんて出来ない貧乏な会社なので安い車を選んで失敗した事もあります。
私のように失敗しないようにご参考にして頂ければと思います。
「収納重視」で選ぶオススメの車や、「費用重視」で選ぶオススメの車をご紹介していきます。
費用重視で選ぶ建設業の職人にオススメの車
出来るだけ安くて荷物のたくさん詰める壊れない車をずっと探してきました。
費用重視で考えると新車の軽バンや中古車の購入が選択肢に入ってきます。
費用重視で選ぶオススメの車をご紹介します。
「スズキ エブリィ」費用重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
出典:スズキ 公式ホームページ
スズキのエブリィは建設業の人にとても人気のある車です。
「軽自動車界のハイエース」と言っても良いのではないでしょうか。
軽バンの中でも特に荷室が広いです。
出典:スズキ 公式ホームページ
これだけの広さでスタイリッシュなデザインなので人気のあるのも納得できます。
新車価格 128万円〜145万円
中古で2台購入しました。
1台目はヤフオクで38万円で購入しました。古い年式で走行距離も多かったので1ヶ月でエンジントラブルで修理工場行きでした。
エンジン積み替えで30万円かかり、まさに「安物買いの銭失い」でした。
2台目は反省を生かしてディーラー認定中古車を買いました。
85万円ほどで購入して5年目の今でも元気に走っています。
中古車で購入の際は信頼できるディーラー認定中古車か保証付きの中古車がオススメです。
安くても多走行だったり、保証のない中古車にはご注意ください。
「ニッサン セレナ」費用重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
出典:ガリバー公式サイト
日産のセレナもオススメです。
シートアレンジが豊富なので人数が多い時でも、荷物が多い時でもどちらにでも対応できます。
軽バンでは長距離移動が大変ですがセレナなら楽勝です。
新車価格:260万円〜
新車での購入はそこそこの値段がするので諦めて中古で購入しました。
少し古い年式を選び、走行距離5万キロくらいのもので60万円で購入できました。
今はもう廃車したのですが、しっかり整備もしていたので最終的には22万キロまで乗る事ができました。
とてもコスパの良かった車でした。
「ニッサン エルグランド」費用重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
出典:ガリバー公式ページ
高級感があり荷物もたくさん詰めて人数も乗れる最高の車でした。
新車価格:307万円〜
少し古い車ですが6年前に中古で購入しました。
8万キロで50万円で購入して最終的に15万キロまで乗る事ができました。
エルグランドはガリバーの保証がついている車だったので走行距離は少し走っていたのですが安心して乗る事ができました。
乗り心地が最高に良くて長距離移動によく使っていました。
パワーステアリングが故障したのとラジエターの故障がありました。
保証期間の終わった後にラジエターとパワーステアリングの故障があったので多少のお金はかかりましたが良かった車でした。
エルグランドは税金が高く自動車税、重量税で年間65,000円ほどかかるので注意が必要です。
「トヨタ ボクシー」費用重視で選ぶ建設業職人にオススメ
出典:グーネット
トヨタ ボクシーは起業した時に一番最初に購入した車でした。
顔見知りの中古車屋さんに探してもらい120万円で購入しました。
新車価格:189万円〜
購入した時の走行距離は5万キロほでで最後には22万キロまで頑張ってくれた車です。
現在でも2007年くらいの年式なら30万円ほどで購入できるので費用重視で選ぶ方にはとてもオススメです。
今となっては古い車ですので購入する時は保証付きの車かディーラー認定中古車をオススメします。
「ニッサン ウイングロード」費用重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
出典:グーネット
ニッサンのウイングロードは実際に購入した事はないのですが、車を購入するときは選択肢に入っていました。
新車価格:178万円〜
現在でもまだ選択肢の1つであり、走行距離5万キロで40万円ほどで購入できます。
実際に中古車販売店に見に行ったのですが、車内が少し狭かったので休憩するには向かないと判断したので購入しませんでした。
荷物の積載量はエブリィやセレナには敵いませんがそこそこ積めます。
収納重視で選ぶ建設業の職人にオススメの車
ほとんどの現場は費用重視で選んだ車で対応できるのですが中にはたくさんの道具を積んで行く必要のある現場もあります。
常に5台のうち1台は収納重視の車を購入しています。
たくさん荷物を詰める車をご紹介していきます。
「トヨタ ハイエース」収納重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
出典:トヨタ公式サイト
建設業の職人に1番人気のある車トヨタ ハイエースです。
仕事にも普段使いにもとても使いやすく、大きさの割にはとても運転しやすい車で最強の1台です。
ハイエースを選ぶときに悩むのが「ガソリン」「ディーゼル」どちらにするかですよね。
私は10年間ガソリンのハイエースを仕事で使っています。
ディーゼルの方が長く乗れるというのはとても有名な話です。
中には100万キロ走る車も実際にあったみたいです。
新車価格:260万円〜(ガソリン車)
新車価格:370万円〜(ディーゼル車)
費用はやはり高額になってしまいますがコスパで考えても1番の車です。
走行距離2万キロで200万円のガソリン車を中古で購入したのですが2022年1月の時点で26万キロを突破して元気にバリバリ走っています。
10年間所有しているので1年で20万円、月17,000円ほどのコストになるので長く乗るならハイエースはガソリン車でもオススメです。
大きな修理はラジエター交換が2回あり、金額は2回で14万円ほどでした。
デメリットとして、ガソリン車は燃料が少し高いのと馬力があまりないところです。
移動距離が長い方はセレナやボクシーの方をオススメします。
出典:トヨタ公式サイト
荷物の積載量も最強です。
何も考えずに詰め込んで行っても相当な量を積む事ができます。
「ニッサン キャラバン」収納重視で選ぶ建設業の職人にオススメ
ハイエースとともに人気なのがニッサンのキャラバンです。
個人的にビジュアルで選ぶならキャラバンの方だと思っています。
キャラバンは壊れやすいとよく口コミに書かれていますが、知り合いのキャラバンは38万キロを超えています。
新車価格:250万円〜(ガソリン車)
新車価格:350万円〜(ディーゼル車)
価格はハイエースに比べて少し安いといったところです。
荷室は選ぶグレードにもよりますが、ハイエースより少し大きい車もあるようです。
出典:日産公式サイト
キャラバンにも既製品の収納棚が多くありますので整理して荷物を積み込めば作業の効率も上がりそうですね。
またインデリジェントエマージェンシーブレーキがついているグレードを選べば運転も安心です。
個人的に1番良い機能だなと思っているのが標識検知機能です。
標識検知機能は進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識の3つを検知してメーター内のディスプレイに警告してくれます。
キャラバンにはハイエースにない機能も多くあります。
ハイエースかキャラバンで迷ったら耐久性能に優れるハイエース、機能面で優れるキャラバンといった感じで選んでいくと良いです。
ハイエースやキャラバンを中古車で探すといった方法もありますが信頼できる中古車屋さんで購入することをオススメします。
悪徳業者が多いヤフオクは安く購入できますが買わないようにしてください。
まとめ
建設業の職人にオススメの車を紹介してきました。
毎日のように乗る車なので選ぶ時は慎重に選びましょう。
購入して荷物を積もうとして載せることができなかったなんて事になれば取り返しがつきません。
現車を見にいく時はスケールを持っていきしっかりと採寸するべきだと思います。
保険料、車検など全ての費用をコミコミの月額定額で購入できるものもありますので突発的な出費が心配な人にはとても良いと思います。
失敗だけは避けたい車選びは慎重にしてください。
私のように「安物買いの銭失い」にだけはならないでくださいね。