住宅、リフォーム

おしゃれな門柱やかっこいい門柱を選ぼう!工事費用を「プロが解説」

おしゃれな門柱、かっこいい門柱
戸建て エクステリア

家の顔である門柱選びは種類も多く迷ってしまいますよね。

来訪者が一番最初に見るところでもあるのでおしゃれな門柱やかっこいい門柱を選びたい人が多いと思います。

実際にどんな門柱を選べばいいのか工事にかかる費用はどれくらいなのか解説します。

上手に門柱を選ぶ事ができれば家の印象を大幅にアップできますので参考にしてください。

20年以上外構工事に携わってきたのでさまざまな門柱を設置してきました。

近年は8万円ほどで設置できるYKKAPのシンプレオ」「リクシルのアクシィ」を選ぶ人がとても多いです。

どのような家にも馴染むように作られているので良い製品だと思います。

ですがあまりに設置している家が多くシンプルな作りなので「おしゃれ」「かっこいい」という印象は受けません。

実際にどのような製品を選べば良いか設置にかかる費用はどれくらいか解説していきます。

門柱の役割

門柱

門柱は家の門が設置される場所に建てる「柱」です。

家のフェンスや塀と一体化している門柱もありますが現在の主流は門柱として独立しているものを設置することが多いです。

「門柱ってどうしても必要?」と聞かれることがあるのですが門柱を建てることには意味があります。

門柱があることで敷地だと認識できる

門柱にインターホンがついていることで来訪者も敷地に入れない

ポストや照明など機能を1ヵ所にまとめる事ができる

家への来訪者はまず門柱の表札を見て誰の家かを確認します。

郵便物の配達や荷物の配達の人も門柱の表札を見るでしょう。

さらには家の前を通る人にも見られます。

門柱はまさに色んな人に見られる「家の顔」なんです。

門柱の選び方

門柱は大きく分けると2種類に分類されます。

ポール型門柱

ウォール型門柱

家のイメージや設置するスペースを考えて選ぶと良いでしょう。

ポール型門柱

ポール型門柱

設置するスペースが限られている事が多い都市型住宅にもっとも多く選ばれている門柱です。

表札、インターホン、ポスト、照明がコンパクトにまとまっています。

最も簡単に設置できるので費用を抑える事ができます。

ポール型門柱の設置にかかる費用

門柱の本体価格 選ぶ門柱によって変わります
設置費用 約8万円
電気配線工事 照明やインターホンがある場合 約15,000円

比較的費用を安く抑えることができるポール型門柱でも設置費用だけでおよそ10万円ほど必要になってきます。

多機能なポール型門柱を選ぶ時は設置費用も高くなることが多いので注意が必要です。

ウォール型門柱

ウォール型門柱

ウォール型門柱はデザインが無限に広がります。

コンクリートやブロックを下地として塗装したりタイルを貼ったりと高級感のある門柱を作る事ができます。

しかし、スペースが必要で設置費用も高額になるので一般的にはあまり選ばれることがありません。

表札、インターホン、ポスト、照明を個別に選ぶ事になり設置費用も20万円以上はかかってくる事になります。

プロがオススメする既製品門柱

ここからは実際に設置してみておしゃれだった門柱やかっこよかった門柱をご紹介します。


「機能門柱ってどれも似てる」「少しはカスタマイズしたい」と言った方にとてもオススメなのはDELIEです。
表札、ポスト、照明をカスタマイズできるので安くオリジナリティーのある門柱を購入する事ができます。
価格も60,000円弱に抑えられているので選択肢の一つとして入れておいても良いのではないでしょうか。


こちらの製品は「DELIE」とよく似ていますが門柱とポストがセットになっています。
表札、照明、インターホンを自由に選ぶ事ができるので購入されるお客様も多いです。
カラーも豊富でスリムな設計なのでどんな家にも合わせやすい門柱になっています。


他の門中にはあまり見られない幅の広いデザインで木目柄が特徴です。
重厚で均整の取れたデザインがとても人気です。
玄関のドアも木目調にすることで奥行きの感じられるアプローチを作る事ができます。
製品の価格が12万円からと少し高いのですが費用に見合った機能を備えています。


ヨーロッパの街灯をイメージして鋳物で作られた門柱です。
照明、ポストなどさまざまな機能が装備されている製品でとても人気があります。
価格も7万円ほどとリーズナブルで都市部の家よりは郊外の少し大きめの家によく取り付けられています。

プロがオススメするウォール型門柱

ウォール型門柱はどのような素材で作るか、また大きさで費用が変わってきます。

ブロック

材料価格:10万円〜20万円(工事費は別)

コンクリートブロックを積み上げて上にタイルを貼ったり、塗装したり色々な材料を塗ったりと自分好みに仕上げる事ができます。

コンクリートブロックを積み上げるだけなら10〜20万円の費用で作れますがタイルや塗装で仕上げようとすると材料費、施工費用で別に10万円ほど必要になります。

また、化粧ブロックを使うことでそのまま仕上げる事もできます。

ウォール型門柱の中では1番安く仕上げる事ができます。

木製

木 門柱

材料価格:20万円〜30万円(工事費は別)

ナチュラルテイストな門柱にしたいと思っている人は木製の門柱がオススメです。

加工することで和風にもビンテージ調にもアレンジする事ができます。

しかし、木は経年劣化していくので定期的にメンテナンスが必要になってきます。

選ぶ木や量によって費用は変わってきますが、高額になることが多いです。

レンガ

レンガ 門柱

材料費:20万円〜30万円

洋風な建物にはピッタリの門柱です。

わざと色ムラや欠けのあるレンガと組み合わせることで仕上がりの雰囲気を変える事ができます。

1つ1つ手作業で積み上げていくので施工費はとても高額になってきます。



まとめ

ここまで家のエクステリアである門柱について詳しく解説してきました。

ウォール型門柱、ポール型門柱の工事にかかる費用も大体お分かり頂けたと思います。

主流はやはりポール型門柱です。

外構工事費用は建物の1割ほどの予算を組んでおくと良い。とよく言われています。

限られた予算の中から門柱に30万円以上かけている人はかなり少数です。

ですが、値段だけで決めてしまって後悔している方のご相談もかなりの件数があります。

そんな方はこちらで一括見積もりをとって業者を選ぶと良いでしょう。

既製品で安価なポール型門柱でもオープン外構とスタンプコンクリートを組み合わせることで見違えるほどの高級感のある外構を作る事ができます。

外構工事を安い費用でおしゃれに見せる方法 オープン外構が最適です

こちらも合わせて読んでいただけると「おしゃれ」な外構を作るための知識を増やす事ができます。

また、安く費用を抑える知識も記載していますので参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
shokunin
はじめまして。 中卒貧乏職人の職人と申します。 FIREを夢見るアラフォーです。 現在は建設業の会社を1社とリフォーム関係の会社を1社運営しております。 建設業の会社は設立10年、リフォーム関係の会社は設立7年になります。 まだまだ若い会社ではありますが色々な経験をしてきました。 その中で知っておくと役に立つ知識や情報をこのブログで発信したいと思います。 私は現在でも職人として現場で働いているので「経営者目線」「職人目線」の両方の立場から知識や情報を発信できることが強みだと思っています。 このブログで私が発信した記事で少しでも建設業、リフォーム業の印象がよくなればと考えています。 また、職人になりたいと思っている方が一歩踏み出せるきっかけとなるサイトになればなおいっそう嬉しいです。