この記事ではモルタルを早く固まらせる最良の方法をご紹介します。
冬の時期にモルタルを扱う業者様必見です。
モルタルが固まらないことで「次の作業に進めない」「残業時間が長い」「キレイに仕上がらない」といった悩みを解決しますのでぜひご覧ください。
20年以上モルタルを扱ってきて試行錯誤を重ねた結果「ハイクリート」をモルタルに混ぜる事が一番だとわかりました。
これまで大手ゼネコンの現場、商用施設、公共施設などどこの現場で使っても問題なかったので安心して使えますよ。
「ハイクリート」を入れたモルタルの練り方
モルタルの配合はセメント:砂を1:3の割合で水を加えて混ぜ合わせた物になります。
モルタルにはJIS規格がありませんので強度に関しても明確な基準はありませんが上記が基準の量だと認識しておいて大丈夫です。
基本的には練り上がったモルタルに「ハイクリート」を混ぜ合わせます。
出典:ABC商会
ハイクリートの量はセメント1袋に対して1袋0.5kgです。
ハイクリートをモルタルに入れると少し硬くなってくるのですがよく混ぜ合わせると元の柔らかさに戻ってきますのでしっかりと混ぜてください。
ハイクリートを入れた後は水を入れないでください
これで完成です。
たったこれだけの事で今まで寒い季節に固まらなかったモルタルが固まりやすくなります。
これまで無理に早くモルタルを固まらせると割れやすくなると言われてきましたがその点も考慮されて作られたのが「ハイクリート」です。
ハイクリートとは
ハイクリートは株式会社ABC商会から販売されている商品です。
大手ゼネコンがABC商会の製品を指定するほど信頼されている実績のある企業ですのでハイクリートも安心して使えます。
これまでモルタルを早く固まらせるには塩化物を混ぜ合わせる方法が多く使われていました。
ですが塩化物は鉄などを腐食させるのであまり良くありません。
このハイクリートには塩化物が一切使われていませんので問題なく使用できます。
ハイクリートを使うメリット
ハイクリートをモルタルに混ぜることで得られるメリットもご紹介します。
ハイクリートを使うにはコストもかかってきますので「早く固まる」だけでは少し物足りない気がします。
実は他にもメリットがたくさんあるんです。
- 待ち時間や作業時間を大幅に短縮する事ができる
- モルタルの浮き水が減少するので骨材が分離しにくくなる
- クラック(ひび割れ)が入りにくくなる
- 長い期間で見ても強度が上がる
- 作業性が大幅に向上するため仕上がりが良くなる
試験データもあるので参考にしてください。
まとめ
ここまでモルタルを早く固まらせる最良の方法をご紹介してきました。
「ハイクリート」を使うことで残業時間を減らせたり作業を効率化できたりとメリットがとても多く感じられます。
残業時間を減らせることによって実質的に人件費も削減できます。
浮いた分でハイクリート購入の費用に当ててみてはどうでしょうか?
働き方改革が進む中で残業時間にも制限があるのでこれからモルタルを扱う業者様は対策が必要になってきます。
モルタルを早く固まらせる混和剤は他にもたくさんあるのですがその中でも1番の商品はハイクリートです。
ぜひ1度使ってみてください。