技能実習生を受け入れるのはどこの国からがいいの？国ごとの特徴とは

最近の現場では技能実習生を見ない日はないくらい多くの企業が技能実習制度を使っています。

技能実習生を受け入れるのに一番最初にしなければいけないのは受け入れる国を選ぶことです。

実際に技能実習生を受け入れている私が国ごとの特徴をご紹介します。

うまく活用すれば技能実習生、企業ともに大きなメリットがありますので一度考えてみてはいかがでしょうか？

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中国人技能実習生の特徴

中国はご存知のとおり漢字を使う国ですので他の国の実習生と比べるとコミュニケーションをとりやすいのが特徴です。

また、日本では「自己主張が激しい」イメージがあるのですが実際はそんなこともありません。

真面目で明るい性格の人が多く、指示をきっちり伝えておくと正確に作業をしてくれます。

ですが、指示されていない事はやりませんのできっちり指示をすることが重要になってきます。

技能実習生は何か説明した時に「わかりました」と言いながらもわかっていないことが多くあるのですが中国人ははっきりと「わかりません」と言ってくれます。

中国人は損得勘定が強いのも特徴の一つです。

ですが一度仲良くなると家族のような付き合いになってきます。

国旗
国名	中華人民共和国
人口	13億9538万人（2018年）
宗教	無宗教90％、仏教7％、キリスト教2％
特徴	世界一人口が多く競争が熾烈です。そのため非常に勉強熱心です。

公用語であるフィリピン語と英語の他にいくつかの言語を話せます。

語学力がとても高いので日本語も短時間で話せるようになる人が多いです。

健康的で元気モリモリの明るいタイプの人が多く職場の雰囲気を変えてくれます。

体力的にもとても体が丈夫で病気で仕事を休むことが少ないのも評価できるところですね。

素直で礼儀正しくとてもおおらかで優しい人が多いので日本人との相性は一番いいと思います。

人に対して怒ったりすることはあまりなく、困っている人を積極的に助ける国民性です。

またインドネシア人の多くはイスラム教であるため男女間のトラブルやお酒のトラブルが少ないのも特徴です。

インドネシアは有名な親日国なのでとても好感が持てますね。

ただ、非常にのんびりしているので工期や納期はしっかりと教え込まなければいけません。

目上の人をとても敬い、非常に従順なところが多くみられます。

まだまだ発展が遅れている国で豊かな暮らしは出来ていないのですが、とても治安の良い国です。

これは国民の多くが仏教徒だからだと言われています。

純粋で勤勉で大人しいタイプが多いのですが、素直で優しすぎるため目上の人に意見が出来ずに不満を溜め込んでしまうことが多いので考慮が必要です。

日本はカンボジアに多大な援助をしているのでカンボジアは日本に対して大きな信頼と感謝を寄せています。

国旗
国名	カンボジア王国
人口	1513万人（2013年）
宗教	仏教90％以上、イスラム教4％
特徴	感謝する時には手を合わせて「ありがとう」という。日本人が最も共感できるところ。アンコールワットがとても有名。

素直で人情味のあふれる温かいタイプの人がとても多いです。

手先がとても器用で物事に積極的に取り組んでくれるのでどのような職種にも向いていると言えます。

ベトナム人実習生を受け入れたら人前で怒っていけません。

注意するときは1体1で怒鳴るようなことはしないように気をつけてください。

多くの日本企業がベトナム人を受け入れているので最近では良い人材が集まりにくくなってきているようです。

「微笑みの国」としてとても有名です。

どんな時も笑顔を忘れず礼儀正しくて真面目です。

タイ人はとてもおおらかなのですが笑ってごまかすと言ったことも多くみられるので仕事の説明には気をつけたほうが良さそうです。

小さい頃から「怒らない」と教え込まれているので不満を溜め込む傾向が見られます。