こんにちわ。職人です。
現場歴20年以上の私が建設業はブラックなのか考えてみたいと思います。
結論:建設業そのものはブラックではないがブラックな会社はかなりな数がある。
という結論に至りました。
これから職人になりたいと思っている皆様の参考になればと思っています。
建設業がブラックだと思われる理由をまとめていきたいと思います。
職人がブラックだと思われる大きな理由
- きつい
- 汚い
- 危険
1 きつい
- 建設業は重いものを持ち運ぶ
- 気候の影響をモロに受ける(雨、暑い、寒い)
- 労働時間が長い
2 きたない
- 作業服も手も靴もとにかく汚れる
3 危険
- 高いところからの転落の危険
- 重機に巻き込まれる危険
- 電動工具などに巻き込まれる危険
- 夏に熱中症になる
大きくは上の3点になると思います。
はたして本当にそうなのでしょうか?少し掘り下げて考えてみました。
建設業は重いものを持ち運ぶ
確かに道具、資材など重たいものを運ぶことは多いです。しかし限界を超えるほどの重たいものは
持てませんしそれこそ危険です。私は職人の中でも非力な方ですし高齢な職人さんも多数いてます
のでそんなに辛くはないと思います。
気候の影響をモロに受ける
これに関しては疑いようがありません。
夏は暑く冬は寒い!
ただ、暑さや寒さの対策グッズが年々進化しています。耐えられない程ではないと思います。
労働時間が長い
こちらに関しては残業があることもあり現場までの通勤時間があるので拘束時間も長いです。
ですが、現場によっては早く終わることもありますので私はそんなに気にならないです。
定時(17時)に終わって帰るよりも早く終わって早く帰るか残業をして残業代をもらう方が
私は嬉しいです。しっかり残業代の出る会社で働くことが重要ですね。
作業服も手も靴もとにかく汚れる
汚れます。
でも洗って取れないほどは汚れません。
高いところからの転落の危険
重機に巻き込まれる危険
電動工具に巻き込まれる危険
夏に熱中症になる
上記は現場で作業するにあたり永遠のテーマだと思います。
たくさんのゼネコンが色々な対策をしていますがこういった事故が無くなりません。
ゼネコンに任せるのではなく1人1人がこういった危険があることをしっかりと意識してしっかりと対策をするしかありません。
私も実際に転落した人や熱中症で倒れて救急搬送された人を目撃したことがあります。
しっかりと意識して安全帯を使用し、毎日の体調管理に気をつけて作業にあたればリスクを
最小限に防げます。
気の緩みは命取りです
まとめ
建設業が肉体労働であることに間違いありません。ちょっとした気の緩みやミスが大きな失敗
につながります。自分の会社の周りのメンバーによっても左右するでしょう。
建設業の職人として働くにはしっかりとした会社でしっかりとした職人に仕事を教えてもらう方が
間違い無いでしょう。間違っても福利厚生のない会社を選んではダメですよ。